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なんだかちょっと緊張気味な第一回の研究会。今回はHPを作る上で常についてまわる厄介な文章の改行についての実験でございます。これに関しては以前から「なんでだろ?」だったんですよね、二宮も。「なんでだろ?」ときたら即実験開始が世田谷2団風GS,BSのあるべき姿でございます。といった感じでさっそく実験をしてみましょう。(今回はHP制作者向き、すまんの〜)

実験1. OSの違いが問題ではなさそうです。

自分環境ではうまく表示される文章が他人環境ではうまく表示されない上にレイアウトまで崩れる、なんだかガッカリでございます。これって他のOS上で見たときによく出る現象なのでOSの違いが原因と考えてしまいがちなんですが実のところ理由はもっと単純、ただ単に他の人の見ている環境が自分の環境と違うだけというなんとも当たり前なことが原因なのでございます。そこで実験1では擬似的に他人環境を体験する実験をしてみたいと思います。 →実験1

ね!同じOSでも選ぶテキストサイズによってずいぶん見え方が変わるでしょ?で解決方法なんですが、それは人それぞれで「これが一番!」なんていうのはありません。自分らしいスタイルで解決しましょう。ちなみに私は早い段階から「抵抗するだけ無駄」と腹をくくって改行はほとんど入れないようにしています。見事なまでに参考になっていませんね、さすがです。

参考ページ

1. 参考までにコチラのページ の解決方法は見事です。実験1のようにテキストサイズを大きく変えても文章のレイアウト自体はビクともしません。改行はバリバリしてるのに。ポイントは左右に余白をタップリとっているところと短い文で改行しているところですかね ... 適当に作っているようで実はかなり考えられた設計です、ヤルなあ。

2. 以前GE とも話題になった大英博物館の日本語ページ 。このページもかなり参考になります。さすが大英帝国といいますか、試しに実験1のようにテキストサイズを変更しても全然変化しない、いや、するはずがない!だって字が書いてある画像のベタ貼りなんだもん!

多分これって日本語のフォントが入ってない端末でも(例えば英国のホテルにあるPCとか)日本の観光客が日本語で読めるようにという配慮だと思うのですが、逆に公共性の高い博物館のHPで視覚障害のある人々への配慮がない(テキストサイズや色の変更ができない)というのも少し問題があるのかな、と思いますですよ私は。

未だに印刷物を作る感じでHPを作ってしまう私。でも実際のところHPの良いところはPCで印刷物が読めるところではなくてその人のニーズに合わせてある程度カスタマイズして見ることができるところなんじゃないかな、と思ったりもします。制作者としてその辺だけは考慮してこれからも作っていきたいですよね。

*特にBlogを使っているみんなはCSSなどの関係で制約が多いと思いますが自分らしい方法でユニークなHPを作ってくださいましね。楽しみにしています。続きの実験2もあるんですが今回は長くなってしまったので次回エントリーで。



Posted: Fri - February 25, 2005 at 08:48 PM

       
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