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Exhibition of Tokyo Kogei High 2



Exhibition of Tokyo Kogei Highの続き...

さて、工芸祭にいったんだから肝心の生徒のみなさんの作品についてもちょっとだけ。

普通、物を作ったり何かを書いたりという時って普段以上に周りのみんながどんなことをやっているかが気になるもので、良い作品を作っている人が一人いるとみんながなんとなく似た作品を作ることになったりするんだけど今回の工芸高校は全然そんな感じがしなかったですよ。みんな自分の作りたい作品を伸び伸び作っている感じがよく伝るユニークな作品がたくさんあって本当に楽しかったです。

残念ながら大人の世界もまったく同じことが言えて、みんな良く売れている物にうまく似せて便乗して売ろうとするのが当たり前になっているでしょ?街にあふれている商業目的の工芸品(たとえば観光地のおみあげとか)ってなんだか「沢山売れたら来月の家賃が払える」みたいな物悲しさがどことなくあるけど工芸高校の作品群はそんな感じがみじんもなくてとにかく明るいんだよね、なんだか友達と楽しくおしゃべりしながら作ったらこんなのができました、みたいな感じで。作っている人の姿が目に浮かぶって言えばいいのかな、とにかく作り手の気持ちが伝わるような作品ばかりで感動しました。

きっと工芸高校のすべてが良いわけではないんだろうと思う。でも何かを作る、スポーツに熱くなる、オートバイに乗る、誰かを好きになる、なんでもかまわないから目的を持ってそれに夢中になる高校時代って少なくても良い大学、良い会社に入るための下準備な高校時代よりは価値があるような気がしてしょうがないです。

*追伸:それがスカウト活動なら尚よろし。



アーティストが多い学校柄、個人プレーヤーばかりかと
思ったらチームプレーなしには語れない写真のような
エコランチームも発見しました。熱効率の処理に苦労の
跡があったのでイヒイヒ言いながら見てきました。
レースの結果は書いてなかったけど、どうだったのかな...






Posted: Thu - November 6, 2003 at 04:38 AM

       
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